FA市場の目玉ストーリーがRソックスと合意　6年総額約167億円、米メディアが報じる

メジャー通算158本塁打を放つ強打の遊撃手ストーリー

　ロッキーズからFAとなっていたトレバー・ストーリー内野手がレッドソックスとの契約に合意した、と米メディアが伝えた。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ストーリーがボストンと合意に達した」と自身のツイッターで速報。6年総額1億4000万ドル（約167億円）の大型契約となる。

　2011年のドラフト1巡目追補でロッキーズから指名され、プロ入りしたストーリー。2016年にメジャーデビューを果たすと、いきなり97試合で27本塁打を記録。2018年に37本塁打、2019年位は35本塁打を放つなど、メジャーでも屈指の遊撃手に成長した。

　2020年の開幕前にロッキーズと2年総額2750万ドル（約32億8000万円）で契約を延長。契約最終年となった昨季は142試合に出場し、打率.251、24本塁打75打点をマークしてFAとなっており、今オフのFA市場でも目玉の1人とされていた。レッドソックスはサンダー・ボカーツ内野手が遊撃を守っており、かつてレッズとナショナルズでGMを務めた米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン氏によると、ストーリーは二塁を守る予定という。

（Full-Count編集部）