打球追えず「とんでもなく遠くまで飛んだ」有望株の“変態特大弾”にMLB公式驚愕

パイレーツのオニール・クルーズ【写真:AP】
パイレーツのオニール・クルーズ【写真:AP】

右翼フェンス奥の建物の天井直撃「『最上級』という言葉だけで十分だ」

 パイレーツの23歳有望株が21日(日本時間22日)に放った“変態特大弾”に、MLB公式サイトは腰を抜かしている。MLB全体のプロスペクトランキングで26位に入っているオニール・クルーズ内野手が、レイズとのオープン戦で放った右翼へのソロ。カメラが打球の行方を追えなかった驚愕の当たりに、同サイトも「とんでもなくデカイ音で、とんでもなく速く、とんでもなく遠くまで飛んだ」と言及した。

 2回に同点に追いついた直後だった。左打席のクルーズは、見逃せば完全にボールになる低めの球を目一杯すくい上げた。打球は右翼手の頭上をはるかに越え、外野フェンス奥にある建物の天井に直撃。カメラが追えない驚愕の打球だった。オープン戦のため飛距離や打球速度のデータはないが、MLB公式は「この本塁打に数字は関係ない。『最上級』という言葉だけで十分だ」と強調。「畏敬の念を抱かせるものだった」と記した。

 この試合で先発したチームメートのザック・トンプソンは「バットが振動しているのを感じたよ。僕は座っていたんだけど、突然、衝撃を感じた」「とにかくデカかった。おそらく僕がしばらく見た中で最大のホームランの1つだった」と驚きを隠せない様子。当のクルーズは「ここまでで、多くを証明できたと思う。しかし、これを続けていかなければならないだろう」と語った。

【実際の映像】「とんでもなく遠くまで飛んだ」とMLB公式も驚愕…カメラも追えなかったクルーズの“変態特大弾”

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