“大谷翔平ルール”導入に労使合意 先発投手が降板後にDHで出場可能、米報道

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

新労使協定の期間中適応、さらなる二刀流選手誕生に期待

 メジャーリーグで“大谷ルール”が導入される。米メディア「ニューヨーク・ポスト」は「MLB機構と選手会は一時的なロースター拡大や“ショウヘイ・オオタニ・ルール”に合意した」と報じた。

 5月1日(日本時間2日)までロースター枠を26人から28人まで拡大することに仮合意したという。この新しいルールには、先発投手が打者としても打線に入っていた場合、降板後にDHとして試合に残ることが可能であることが明記されており“大谷ルール”といえる。

 例として、大谷が先発して5回で降板しても、試合最後まで打者として打席に立つことができることが挙げられている。このルールは2022年だけではなく、新労使協定の期間中適応となり、さらなる二刀流選手を推奨することにつながる。

 またこの契約には、延長戦で走者二塁からのタイブレーク制度、“ゴースト”ランナーの復活も含まれているが、これは2022年だけとなる。ダブルヘッダーは7イニング制ではなく9イニング制に戻ることも合意に達した。

 オーナー陣が来週、承認するかについて投票する予定だが、可決されるとみられている。

(Full-Count編集部)

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