“戦力外組”も開幕1軍切符ゲット ノンテンダー西川&大田も新天地で再出発

DeNA・大田泰示(左)と楽天・西川遥輝【写真:小谷真弥、荒川祐史】
DeNA・大田泰示(左)と楽天・西川遥輝【写真:小谷真弥、荒川祐史】

17年目の楽天・川島は自身4球団目で再起を図る

 日本野球機構(NPB)は24日、25日の2022年シーズン開幕に向け12球団の出場登録選手を公示した。昨季限りで日本ハムを自由契約となった楽天・西川遥輝外野手、DeNA・大田泰示外野手ら新天地で再スタートを切った選手も1軍入りした。

 楽天では、ソフトバンクを戦力外となり加入した川島慶三内野手もメンバーに入った。自身4球団目となる杜の都で17年目のベテランが再起を誓う。巨人を戦力外となり育成で日本ハム入り、19日に支配下登録された古川侑利投手も、1軍への階段を駆け上がった。オープン戦では5試合で防御率0.00と猛アピールした。

 昨季限りでソフトバンクを戦力外となった阪神の左腕・渡邉雄大投手は中継ぎの一角として期待される。またソフトバンク・藤井皓哉投手は2020年限りで広島を戦力外となり、四国IL・高知を経てNPBに返り咲き。オープン戦5試合で10個の三振を奪って存在感を示した。両投手とも、育成から開幕直前に支配下をつかみ取った。

 一度はどん底を経験した男たち。再びたどり着いた1軍舞台でどのような輝きを放つだろうか。

(Full-Count編集部)

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