鷹が開幕4連勝、ドラ4野村勇の好走塁で延長10回競り勝つ ロッテは本拠地開幕飾れず

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

延長10回1死三塁で野村勇がヘッドスライディングで生還

■ソフトバンク 2ー1 ロッテ(29日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが開幕4連勝を飾った。29日に敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。先発の石川が7回2死までロッテ打線をノーヒットに抑える好投。8回にモイネロが同点に追いつかれたものの、延長10回にドラフト4位ルーキー野村勇の好走塁で勝ち越し点を奪った。

 3回に先頭の今宮が右前安打で出塁。続く甲斐が犠打を決めると、三森が左前適時打を放って1点を先制した。このリードを投手陣が最後まで守り抜いた。石川は7回2死まで無安打投球。7回1安打無失点7奪三振と役割を果たした。ただ、8回にマウンドに上がったモイネロが高部に同点の適時打を許して試合は延長にもつれ込んだ。

 延長10回、先頭の中村晃が左前安打で出塁すると、代走の野村勇が盗塁に成功。ガルビスの中飛で三塁に進むと、今宮の三ゴロで本塁へ突入。頭から突っ込むと、捕手のタッチより僅かに早くホームに左手が触れ、勝ち越し点を奪った。最後は守護神の森が締めた。

 ロッテは先発のロメロが7回2安打1失点と好投するも、打線が援護できず。8回2死二塁のチャンスで高部が同点の適時打を放ったものの、延長の末に競り負けた。本拠地開幕戦は黒星となり、1勝2敗で黒星が先行した。

(Full-Count編集部)

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