大谷翔平、最速159km連発で4回途中4奪三振3失点 打撃は3の1、投打で最終調整

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ブルワーズ戦で「1番・投手」で投打同時出場

■ブルワーズ ー エンゼルス(オープン戦・日本時間1日・フェニックス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3月31日(日本時間1日)、敵地・ブルワーズとのオープン戦に「1番・投手兼DH」で出場した。今季初の投打同時出場。投球では4回途中4奪三振3四球、2安打3失点(自責2)で降板した。最速99マイル(約159.3キロ)。打撃では3打数1安打1打点。5回に代打を送られ、打率.294、OPS1.125とした。

 開幕前最後の調整登板。2点を先取した初回。先頭・ウォンの右前打、ケインの四球などで1死一、三塁のピンチを招いた。マカチェンを一邪飛に打ち取ったものの、アダメスに左翼線への同点2点二塁打を許した。続くテレスは一ゴロに仕留めた。

 2、3回と2イニング連続で3者凡退。4回は先頭・マカチェンの四球と味方の失策などで1死一、二塁とした。99マイルを連発させたが、続くレンフローに四球を与えたところで降板。3回1/3で2安打3失点(自責2)。4奪三振3四球だった。防御率4.76となった。

 バットでは結果を出した。4回2死、左腕ラウアーのカーブに反応。右前に弾む安打となった。初回先頭は三ゴロに打ち取られ、2回1死三塁の二ゴロの間に勝ち越し。オープン戦での連続試合安打を「3」に伸ばした。

 前回登板でオープン戦初登板となった21日(同22日)の本拠地・ロイヤルズ戦では2回1/3で5奪三振無四球、3安打1失点。最速99マイル(約159.3キロ)をマークした。4月7日(同8日)の本拠地・アストロズ戦ではメジャー5年目で初めて開幕投手を務める。「1番・投手」での躍動が期待される。

(Full-Count編集部)

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