打者目線で見ると「こりゃ打てん」 大谷翔平、衝撃の変化球は「フリスビー」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「1番・投手兼DH」で開幕前最後の調整登板、4回途中4奪三振3失点だった

■エンゼルス 10ー5 ブルワーズ(オープン戦・日本時間1日・フェニックス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3月31日(日本時間1日)、敵地・ブルワーズとのオープン戦に「1番・投手兼DH」で出場し、オープン戦キャリア初勝利を挙げた。投球では4回途中4奪三振3四球、2安打3失点(自責2)、最速99マイル(約159.3キロ)をマーク。スライダーの変化にはファンも「彼が投げたのはフリスビー」と驚くほどだった。

 開幕前最後の調整登板、特に2回の投球は圧巻だった。先頭のレンフローを左飛に打ち取ると、強打の捕手・ナルバエスにはカウント0-2からスライダーで見逃し三振。外角のボールゾーンからストライクゾーンに向かって曲がってくる“バックドア”と呼ばれる一球だった。続くピーターソンは空振り三振で3者凡退に抑えた。

 ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、この“バックドア”に注目し、打者目線から見た動画を投稿。ファンも「彼は人間じゃない」「こりゃ打てん」「この惑星の法則によると、この球は反則だ」「この球エグい」と絶賛の一球だった。

(Full-Count編集部)

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