ドジャースが通算372セーブの守護神を獲得 米記者期待「投手陣の層もの凄い」

ホワイトソックスからトレードでドジャースに移籍が決まったクレイグ・キンブレル【写真:AP】
ホワイトソックスからトレードでドジャースに移籍が決まったクレイグ・キンブレル【写真:AP】

ホワイトソックスとの間でキンブレルとAJ・ポロックのトレードが成立

 ドジャースがホワイトソックスからクレイグ・キンブレル投手をAJ・ポロック外野手とのトレードで獲得した。現役最多372セーブを誇る抑えの補強に成功した。

 米全国紙「USAトゥデイ」によると、ドジャースのロバーツ監督は以前、抑え投手については明言を避け、救援投手のトライネンが有力候補の状態とまでしか明かしていなかったという。「ドジャースには今、確定的な9回の男がいる」としつつも、昨年カブスからホワイトソックスに移籍後は不調だったことに触れている。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、キンブレルは今オフにホワイトソックスが球団オプションを行使したため年俸1600万ドル(約20億円)、ポロックは今季年俸1000万ドル(約12億円)で、2023年は1000万ドルの選手オプションか500万ドルのバイアウトの権利があることを伝えた。

 米スポーツ局「ESPN」ジェフ・パッサン記者のツイートで、今回のトレードに金銭は含まれないとされたことについて、「このトレードは両球団のニーズを満たすものだ」と指摘。「キンブレルは2021年の最初の4か月でカブスの抑え投手を務め、抑えとしての信頼を回復させていた」と説明した。ホワイトソックス移籍後は24登板で防御率5.09にとどまった。

 同記者は、キンブレル、トライネン、グラテロル、プライス、ハドソンらが集結するドジャース救援陣に「投手陣の層はもの凄い」と期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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