大谷翔平みたいな「名文句」生まれる? カブス実況が鈴木誠也の豪快2号で“絶叫”

OP戦2号本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
OP戦2号本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

実況のジョン・“Boog”・シアンビ氏がしてやったりの絶叫実況

 カブスの鈴木誠也外野手が2日(日本時間3日)、米アリゾナ州メサで行われたエンゼルスとのオープン戦で、“メジャー2号”となる2ランを放った。4回の第2打席で左中間に軽々と放ったアーチに、地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況ジョン・“Boog”・シアンビ氏は絶叫。セイヤに聞こえる「See ya!(あばよ!)」とカッコよく決めたが、実は“練習の賜物”だった。

 MLB公式サイトでカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者によると、シアンビ氏は試合前、放送ブースに入る前に「HRコール」をいくつか試していたという。「Seiya says, ‘See ya!’(セイヤが“あばよ!”)」や「Seiya later!(またねー)」など。さらには「You Seiya hello, Suzuki says goodbye!(セイヤにハローと言ったら、スズキは(ボールに)グッバイと返した!)」というロングバージョンまであったという。結局、端的な「See ya!」を採用した。

 シアンビ氏は2021年から同局でカブスの実況を務める一方、ESPNラジオでも2010年からMLBの試合を担当するベテラン。大谷翔平投手が表紙を飾った人気ゲーム「MLB The Show22」のメイン実況も務める。「ビッグフライ! オオタニサン!」のように、名文句は生まれるか。シーズンの楽しみがひとつ増えそうだ。

(Full-Count編集部)

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