阪神・藤浪は「今年は大丈夫じゃないかな」 元投手コーチが感じる“復調の気配”

「リリーフから先発は調整の期間が必要。時間をかけないと厳しい」

 藤浪は今キャンプ、オープン戦で結果を残し、新型コロナウイルスに感染した青柳の代役開幕投手としてシーズンをスタート。3月25日のヤクルト戦では7回3失点、7奪三振の力投も、後を受けたリリーフ陣が逆転を許し白星を逃した。そして1日の巨人戦では4回7安打(3被弾)、6失点でKOされ今季初黒星を喫した。

 2013年から2019年は1軍の登板は全て先発。だが、2020年からは先発で結果が出なければリリーフに回るなどシーズン中の配置転換が続いている。昨季までの守護神・スアレスが抜けた穴は大きく、今季は中継ぎ陣が踏ん張り切れず連敗を喫する光景が目立っている。

 この状況が続けば、再び藤浪の“中継ぎ待望論”が再燃する可能性も十分にある。だが、山口氏は「先発からリリーフはある程度はいける。だけど、リリーフから先発は調整の期間が必要。時間をかけないと厳しい」と指摘する。

代役開幕投手も「ある程度の自信、確信を持って使えると判断しているはず」

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