大谷翔平は「スーパースター」 2四球与えた昨季の最多勝左腕が二刀流を語る

「1番・指名打者」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「1番・指名打者」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

この日はトラウトが欠場したものの、エンゼルスのラインナップは「すごくいい」

■ドジャース ー エンゼルス(オープン戦・日本時間5日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたドジャースとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、1打数無安打だった。連続安打はストップしたが、2つの四球を選んで9試合連続出塁に。6回に代打を送られて途中交代し、オープン戦成績は打率.292、OPS1.219、出塁率.469となった。

 昨季20勝をマークした最多勝左腕ウリアスとの対戦となったこの日のドジャース戦。初回先頭での第1打席はボールをしっかり見極めて四球。さらに、3回無死での第2打席でも四球を選んで出塁すると、ダフィーの右前打を三塁へ進み、続くレンドンの中前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。右腕ゴンソリンとの対戦となった第3打席は空振り三振に終わり、この日はノーヒットだった。

 2打席連続四球でリードオフマンとしての役割を果たした大谷。この日対戦したウリアスは降板後に「彼はスーパースターでとても良いプレーヤー。だけど、対戦するときは他の打者と変わらない。あまり深く考えすぎないようにしているんだ」とコメントした。

 この日はトラウトが欠場したものの、大谷、トラウト、レンドンが並ぶ今季のエンゼルスの打線について「ラインナップは強力だ。明らかにトラウトとオオタニの2人がスーパースターだけど、ラインナップ全体がすごくいい」と、同じロサンゼルスに拠点を置くエンゼルスのオーダーを認めていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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