156キロが急激に落下 右腕の“魔球”に指揮官も仰天「こんな球種見たことがない」

ツインズのヨアン・デュラン【写真:AP】
ツインズのヨアン・デュラン【写真:AP】

ツインズのデュランは最速156キロの「スプリンカー」を操る

 ツインズの24歳有望株ヨアン・デュラン投手が、バルデリ監督を驚かせる“高速魔球”を投じて話題になっている。スプリットとシンカーを組み合わせた変化球「スプリンカー」。高速で急激に落ちる軌道で、最速97マイル(約156キロ)を計測。ロッコ・バルデリ監督は「このような球種を私は一度も見たことがない」と評している。MLB公式サイトが伝えている。

 デュランはMLB公式サイトの有望株ランキングでツインズの6位にランクされている右腕。オープン戦に5試合に登板して計5回を1安打10奪三振無失点。開幕ロースター入りを果たした。注目の「スプリンカー」は、スプリットの握りで投げると、激しいシンカーのような動きをするという。「ストライクゾーンの中心(真ん中)をめがけて投げて、フィニッシュは土(の中)」と記事はその軌道を説明している。オープン戦で計測された「スプリンカー」の平均球速は94.3マイル(約152キロ)、その内の2球は97マイル(約156キロ)だった。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏もデュランに注目。100マイル(約161キロ)の速球、85マイル(約137キロ)のカーブ、97マイル(約156キロ)のスプリンカーの投球動画を投稿している。メジャーデビューイヤーでどんな投球を見せるか、注目される。

【実際の動画】「こんな球種見たことがない」 指揮官も仰天した“高速魔球”

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