ダルビッシュ、初の開幕白星へ6回無安打無失点で降板　二塁すら踏ませぬ快投

過去2度の開幕戦では勝敗つかず、3度目の大役で躍動

■ダイヤモンドバックス ー パドレス（日本時間8日・アリゾナ）

　パドレスのダルビッシュ有投手が7日（日本時間8日）、敵地でのダイヤモンドバックスとの開幕戦に先発。2年連続の大役を任されたマウンドで、6回を無安打3奪三振4四球の無失点。自身初の開幕白星の権利を得て降板した。

　初回先頭のバーショを一邪飛に仕留めると、続くマルテはスプリットで空振り三振に。ペラルタには四球を与えたが、ウォーカーを右飛で無失点で立ち上がった。2回は3者凡退に。3回も1死から四球を与えただけで、危なげなかった。

　4回も四球の走者のみで、安打は許さず。5回も3者凡退で、6回は2死から四球を出したのみ。終始二塁すら踏ませない快投で、計92球を投げて最速は97.4マイル（約156.8キロ）だった。

　メジャーでは2年連続3度目となった開幕投手。レンジャーズ時代の2017年はインディアンス戦で6回1/3を投げて4安打4失点。昨年はダイヤモンドバックス戦で4回2/3を8安打4失点で、ともに勝敗はつかなかった。“三度目の正直”で白星を掴み取りたい。