大谷翔平、開幕戦で成し遂げた史上初の記録 “投打1球目”にMLB公式「また歴史を作る」

アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷は開幕戦で最初の1球を投手として投げ、最初の1球を打者として迎える

■アストロズ 3ー1 エンゼルス(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたアストロズとの開幕戦で「1番・投手兼DH」で出場し5回途中4安打1失点、9奪三振の好投。打線の援護に恵まれず今季初黒星を喫し、打撃では4打数無安打に終わったが米メディアは「MVPシーズンの偉業を凌駕する力があることを証明した」と称えている。

 大谷の2022年シーズンは“奪三振ショー”で幕開けとなった。2回1死からは4者連続三振、4回には3者連続三振を奪うなど4回2/3を投げ9奪三振。最速99.8マイル(約160.6キロ)の直球、スライダーにもキレがあり自身初の開幕投手で持てる力を存分に発揮した。

 今年もメジャー初の快挙を成し遂げていた。MLB公式は「あとは何が初めて? オオタニがまた歴史を作る」とのタイトルで記事を公開。「1番・投手」として出場したことで、チームの開幕戦で最初の1球を投手として投げ、最初の1球を打者として迎えたことが両リーグ史上初だったことを伝えている。

 また、大谷の快投を地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「オオタニはMVPシーズンの偉業を凌駕する力があることを証明した」と指摘。大谷が昨季以上(打者で46本塁打、投手で9勝)の成績を残せることに自信を持っていることについても「彼が言うことも無茶なことには聞こえない」としている。

 この日は早速、新ルールで降板後もDHとして出場。打撃では4打数無安打に終わったが無限の可能性を秘める二刀流を今年も全米が注目している。

(Full-Count編集部)

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