外野手キャッチしたのに勝利確信 リプレー検証“無視”の「最もヘンテコなサヨナラ」

サヨナラ勝ちで喜ぶタイガースナイン【写真:AP】
サヨナラ勝ちで喜ぶタイガースナイン【写真:AP】

同点、9回2死三塁での飛球はフェンスに当たってからグラブに触れた

■タイガース 5ー4 Wソックス(日本時間9日・デトロイト)

 タイガースが8日(日本時間9日)、本拠地でのホワイトソックス戦で劇的サヨナラ勝ちを収めた。4-4の9回2死三塁で今季加入したハビアー・バエズ内野手が右翼フェンス際に放った飛球は、右翼手が一度弾いたのちにキャッチしたように見えた。しかし、リプレー検証の結果、その前に打球がフェンスに触れていたことが判明、安打と判定されてゲームセットに。ファンは「最もヘンテコなサヨナラ」「これはクレイジー」と声を寄せている。

 メッツからFAになりタイガース入りしたバエスが“珍打”で開幕戦のヒーローとなった。1点を追う9回、同点に追いついてなおも2死三塁の場面で放った打球は右翼フェンス際への飛球になった。開幕直後に交換トレードでホワイトソックスに加入した右翼のAJ・ポロックが一度グラブに当てて捕球したように見えた。ポロック自身もキャッチをアピールしていた。

 ところが、リプレー検証の結果、打球フェンスに直撃していたことが判明。MLBでも今季からリプレー判定の結果を審判がマイクで伝えるようになったが、判定を発表する前に場内映像で安打を確信したタイガースナインが歓喜の輪を作った。MLB公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンは反応。「最もヘンテコなサヨナラ」「最初めっちゃ混乱した」「なんて試合だ」「これはクレイジーだ」「数インチの差…」「これはワイルド! なんて終わり方だ」とコメントしている。

【実際の動画】外野手キャッチしたのに勝利確信 リプレー検証“無視”の「最もヘンテコなサヨナラ」

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