佐々木朗希、日本新記録の10者連続三振! 64年ぶり更新、最速タイ164キロで圧倒
1回2死で吉田正を三振に仕留めてから10者連続
■ロッテ ー オリックス(10日・ZOZOマリン)
ロッテ佐々木朗希投手が10日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦に先発し、1回2死から日本記録となる10者連続三振をマークした。昨季のパ・リーグ王者相手に圧巻の投球を演じている。
今季3度目の登板となった佐々木朗は1回2死で吉田正からフォークで空振り三振を奪うと、一気に乗った。2回はラベロ、福田、西村をいずれもフォークで空振り三振。3回は紅林、福永をフォークで、宜保を自己最速タイの164キロでいずれも空振り三振に仕留めた。4回も後藤を空振り、バレラを見逃し三振に仕留めてプロ野球記録に並んだ。さらに吉田正からも空振り三振を奪い日本新記録とした。
高卒3年目の佐々木朗は今季初登板だった3月27日の楽天戦で自己最速の164キロをマークし、6回10奪三振。8回13奪三振で今季初勝利を挙げた4月3日の西武戦では、常時160キロ台を計測する圧倒的な投球を見せていた。
連続打者奪三振のこれまでの日本記録は、梶本隆夫(阪急)が1957年、土橋正幸(東映)が1958年にマークした9だった。