鈴木誠也が「跡形もなく飛ばした!」 豪快1号に米メディアも騒然「粉砕した」

メジャー初本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】
メジャー初本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

初回のチャンスで先制アーチ、ベンチで抱き合い喜びが爆発

■カブス ー ブルワーズ(日本時間11日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、開幕3戦目となる本拠地でのブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。初回に待望のメジャー1号先制3ランを放った。本拠地を熱狂させた一発に、米メディアも騒然。カブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」はツイッターで「セイヤ・スズキが初ホームランを跡形もなく飛ばした!」と驚きを表した。

 ブルワーズの先発右腕ペラルタに対し、初回2死一、二塁の第1打席でスライダーをとらえると、打球は悠々と左中間スタンドに着弾。メジャー10打席目での初アーチは、打球速度110.9マイル(約178キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快弾だった。三塁を回ったところで、オープン戦でも見せた“合掌ポーズ”を披露。歓喜のベンチに戻ると、チームメートと抱き合い、最高の笑顔を見せた。

 メジャー10打席目で飛び出したアーチに、米メディアも続々と反応。「NBCスポーツ・ボストン」のジャスティン・レジャー記者は「セイヤ・スズキがMLB初本塁打で(ボールを)粉砕した」とツイート。MLB公式ツイッターも「セイヤが到着!」と注目した。

 MLB公式でカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者は「メジャーでの10打席で46球見てきている。ここまで空振りは1度。他の9スイングはホームラン、シングルヒット、シングルヒット、犠牲フライ、ファウル5つ」と飛び抜けた事象を紹介。鈴木はわずか3戦で、長打力とともに、打者としてのレベルの高さを見せている。

(Full-Count編集部)

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