大谷翔平、開幕6戦25打席ノーアーチも「ボチボチです」 エ軍サヨナラ勝ちには笑顔

右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

8回に痛烈右前打で3試合連続安打、一塁牽制に飛び出してタッチアウト

■エンゼルス 4ー3 マーリンズ(日本時間13日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。3打席連続三振で迎えた8回の第4打席で右前打を放ち、3試合連続安打をマークした。4打数1安打3三振で打率.160。チームは9回サヨナラ勝ち。開幕6連戦を終え、大谷は「ボチボチです。切りかえて頑張ります」と前を向いた。

 なかなか豪快弾が出ない。24歳・左腕ルザードと対戦した初回先頭は外角低めのカーブに空振り三振。3回2死はクイック投法にタイミングが合わずに見逃し三振した。6回先頭は2番手左腕・スコットの外角スライダーにバットが空を切った。

 3-3で迎えた8回1死では4番手・サルサーの初球、外角チェンジアップを強引に右前へ。3試合連続安打をマークした。2死後、牽制に飛び出し二塁タッチアウトとなった。

 開幕から6戦25打席連続ノーアーチとなった。シーズン初本塁打が最も遅かったのは2019年の出場6試合26打席目。渡米後ワーストタイとなった。13日(同14日)は試合がなく、14日(同15日)から敵地・レンジャーズ4連戦。初戦では今季初勝利を目指して先発マウンドに上がる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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