鷹、31イニングぶり得点で連敗ストップ 千賀が7回無失点で無傷の3勝目

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

30イニング連続無得点だったソフトバンクは初回に2点を先制

■ソフトバンク 4ー0 ロッテ(14日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは14日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に4-0で勝利し、連敗を2で止めた。3試合連続無得点と湿っていた打線が初回に31イニングぶりとなる2得点。このリードを中5日で先発した千賀滉大投手が7回無失点の好投で守り抜いた。

 30イニング続いていたゼロ行進がようやく止まった。初回。2番に起用されたルーキーの野村勇が中堅フェンス直撃の三塁打でチャンスを作ると、中村晃が右前適時打を放って待望の得点となる先制点を奪った。さらに相手バッテリーのミスで1点を加えて、2点のリードを奪った。

 エースの千賀にはこの2点のリードで十分だった。初回に招いた1死三塁のピンチを脱すると、2回以降は二塁も踏ませない好投。7回まで3安打3四死球無失点、7つの三振を奪ってロッテ打線をねじ伏せた。リリーフ陣も1点も与えずに逃げ切り、連敗は2でストップした。

 ロッテは先発の二木が初回に連打で1点を失うと、先発マスクを被った佐藤都の捕逸で2点目を奪われた。二木はその後、得点を許さなかったものの、打線が千賀らソフトバンク投手陣の前に1点も奪えず。連勝は2でストップした。

【実際の動画】31イニングぶりの得点となった中村晃の適時打

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