大谷翔平、初の逆転満塁弾を浴びる 9番打者の一発に呆然、魔球スプリットで初被弾

レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

打者では2回の第2打席で今季初めて四球を選んだ

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間15日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場。2回に9番・ハイムに満塁弾を浴びた。2回まで3奪三振2四球、4安打4失点。最速99.6マイル(約160.3キロ)となっている。

 注目の立ち上がり。初回先頭ミラーを見逃し三振。続くセミエンの右翼後方への打球を右翼ロハスが落球。暴投で1死三塁のピンチを招いたが、シーガーを空振り三振。続くガーバーを三ゴロに打ち取った。

 しかし、2点リードの2回に崩れた。ロウ、ガルシアの連打などで1死満塁のピンチを招くと、ハイムに右越え満塁弾を浴びた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、スプリットを本塁打とされたのは渡米後初めてだという。続く2死一、二塁のピンチはガーバーを二飛に仕留めた。

 打撃では初回先頭で先発ダニングに見逃し三振。2回1死二塁は今季初めて四球を選んだ。渡米後ワーストの27打席連続ノーアーチとなった。開幕7戦目で待望の今季初本塁打の期待がかかる。

 投手としては今季2試合目の登板。メジャー5年目で初の開幕投手を務めた7日(同8日)の本拠地・アストロズ戦は5回途中9奪三振4安打1失点と好投したものの、今季初黒星を喫した。今季から先発投手が降板後もDHに残って出場できる新ルールに。自らのバットで反撃できるか。

【動画】マウンド上で悔しそうな表情…甘く入ったスプリットを捉えられ逆転満塁弾を浴びた大谷翔平

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