大谷翔平は「本当にいい状態」 今季1号&2号でマドン監督は復活確信「昨年のように」

第1打席で今季1号となる先頭打者弾を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第1打席で今季1号となる先頭打者弾を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回先頭打者で1号、5回には反撃2号2ランで逆転勝ちに貢献

■エンゼルス 9ー6 レンジャーズ(日本時間16日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)の敵地レンジャーズ戦で、今季1号を含む1試合2本塁打を記録し、チームの逆転勝ちに貢献した。開幕から7試合、30打席ノーアーチを経ての大爆発に、ジョー・マドン監督は「彼は問題ない。本当にいい状態に思えた。昨年のような打撃をこれからしてくれるだろう」と復活を確信している。

 大谷は「1番・DH」で先発。初回の打席で初球を右中間へ高々と打ち上げ今季1号とした。滞空時間が6.7秒にも及ぶ打球だった。第2打席は三振に倒れたものの、5回1死一塁で迎えた第3打席では、右翼席へ強烈な2号2ランを叩き込んだ。

 指揮官はさらに、3回の打席で左翼ポール際へわずかに切れる大飛球を放った事にも触れ「左翼線への一打は逃してしまったが。ただの時間の問題ということだ。とにかくそっとしておくだけ。昨年のような打撃をこれからしてくれるだろう」と口にした。

 14日(同15日)の試合では投手として4回途中6失点KOを食らった。その翌日に2本塁打したことについて「大事なのはそこなんだ。彼がやっていることができる人間を、他に誰も知らない。投打同時出場して、その翌日に出場して何も問題も無くプレーしている。フィジカル面で何も彼を困らせるものはない。アメージングだ」。改めて、二刀流の特異性を口にし、何事もなかったかのようにこなしている大谷を称えていた。

(Full-Count編集部)

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