「なんじゃこの守備」　“ルーレット送球”のオリ20歳が「もう坂本やん」

オリックスの紅林弘太郎は、スケールの大きい守備で再三のピンチを救った

■オリックス 3ー0 西武（16日・京セラ）

　オリックスの紅林弘太郎内野手が、スケールの大きな守備で再三のピンチを救った。16日の西武戦（京セラドーム）で中前に抜けそうな打球に追いついて“一回転スロー”。ファンも「なんじゃこの守備。エグすぎ」と驚く成長曲線を見せている。

　2回2死三塁のピンチで魅せた。牧野のピッチャー返しは中前に抜けるかと思われたが、遊撃の紅林が猛ダッシュで追いついて好捕。勢いのまま一回転しながら送球し、186センチの大きな体を存分に生かして一塁をアウトにした。さらに4回2死二、三塁では、ボテボテのゴロに対して猛ダッシュ。自慢の強肩で一塁をアウトに仕留めた。

　昨季は遊撃手でパ・リーグワーストの14失策を喫したが、それも成長の糧にしたような好守の連発。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画で公開すると、「守備の成長度合いがヤバすぎる」「範囲に加えて強肩も併せてる」「異常な成長」「回転しながら送球するやつとかもう坂本やん」と目を細めるファンが続出している。