佐々木朗、“2戦連続完全投球”は「常軌を逸している」 米記者も慄然「既にレジェンド」

日本ハム戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】

8回降板には、井口監督の「用心深い決断」と評価

■ロッテ ー 日本ハム(17日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に先発し、8回完全投球のままマウンドを降りた。打者24人に対して102球、14奪三振という内容だった。史上最年少の20歳5か月で完全試合を成し遂げた10日のオリックス戦に続く無双投球に、米メディアも慄然。「常軌を逸している」などの称賛の声や、井口資仁監督の決断に理解を示す声が寄せられている。

 2試合連続で見せた“パーフェクト投球”。海の向こうでも「ロウキ・ササキ」の注目度は爆上がりし、多くの記者がSNSを通じてコメントを発した。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のベンジャミン・ロイヤー記者は「ただただ常軌を逸している。NPBは歴史的にバットに当てるのが上手いリーグだが、ササキは出る幕じゃないといわんばかりに打者を翻弄し続けている」と称賛。8回でマウンドを降りた直後には「完全試合を遂げた1週間後に8回をパーフェクト。彼はアイコンであり、ほとんど既に野球の伝承におけるレジェンドだ」と記した。

 米メディア「NBCスポーツ」のクリストファー・クロフォード記者は「ロウキ・ササキのカードは高くなるぞ」とつぶやき、更に「ササキがこの2登板でしたことの偉大さを人々に気付いてほしい。私がこれまで見た、どのレベルのどの投手の中でも最も印象的なことの1つだ」と絶賛した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」や米データサイト「ファングラフス」で記者を務めていたキム・ソンミン氏は「15人連続でアウトにしている」という5回終了時でのツイートに「今夜も事が大きすぎて、通常の眠りにつけない」と返信。降板後には「ガッカリする人もいるだろうが、彼は20歳で楽しみな将来がたくさん待っている。タダヒト・イグチ監督による用心深い決断だ」と見解を示している。

(Full-Count編集部)

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