ダルビッシュ、今季3度目先発で初勝利 日本人単独2位の通算80勝、最速1600奪三振達成

ブレーブス戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

6回2/3を4安打1失点8奪三振と好投

■パドレス 2ー1 ブレーブス(日本時間18日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブレーブス戦に先発。6回2/3を4安打1失点8奪三振の好投で、今季3度目の登板で初勝利を手にした。これが通算80勝目となり、黒田博樹氏を抜いて日本人選手単独2位となった。

 ダルビッシュは初回、マット・オルソンに安打を許すも、奪った3つのアウトは全て空振り三振。2回にトラビス・ダーノーから奪った見逃し三振で、通算1600奪三振に到達した。スポーツデータを提供する米「エライアス・スポーツ」によると、1302回1/3での1600奪三振は史上最速となった。

 2-0の7回、先頭の4番マルセル・オズナに左越えソロを浴びて1点差とされると、さらに2死からアダム・デュバルの左翼線二塁打でピンチをつくったところで交代。救援したスティーブン・ウィルソンが無失点で切り抜けた。その後も救援陣がリードを守った。

 今季は開幕投手を務めた7日(同8日)ダイヤモンドバックス戦で6回“ノーノ―”の快投を演じるも白星とはならず。すると一転、12日(同13日)のジャイアンツ戦では自己最短の1回2/3を9失点と乱調で敗戦投手となっていた。今季初勝利は、野茂英雄氏に次ぎ日本人選手単独2位となる通算80勝目となった。

【実際の映像】7回途中8K好投! 鋭く変化するスライダーで空振り三振を奪うダルビッシュ

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