ダルビッシュが単独2位の80勝、1位は野茂英雄氏の123勝… 日本投手のMLB通算勝利数

ブレーブス戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュは2012年に16勝、20年に最多勝に輝く

 パドレスのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブレーブス戦に先発。6回2/3を4安打1失点8奪三振の好投で、今季初勝利を飾った。メジャー通算80勝(68敗)となり、日本投手通算勝利数で単独2位に浮上した。

 2012年にレンジャーズに移籍したダルビッシュは同年に16勝をマーク。その後、右肘のトミー・ジョン手術を受けるなどしたが、短縮シーズンになった2020年に8勝で最多勝に輝くなど白星を積み重ねてきた。2桁勝利は過去に4度。2013年に最多奪三振のタイトルを手にしている。

 日本投手最多は野茂英雄氏の123勝。1995年にドジャースに加入して“トルネード旋風”を巻き起こした右腕は2桁勝利を7度達成した。3位は黒田博樹氏の79勝で、楽天・田中将大が78勝で4位につける。

 5位が岩隈久志氏の63勝で、右肘手術からの復帰を目指すツインズ・前田健太が59勝で6位。昨季限りで現役引退した松坂大輔氏は7位の56勝をあげた。

 現役ではブルージェイズの菊池雄星が15勝で18位、エンゼルスの大谷翔平は13勝で20位、レッドソックスの澤村拓一が5勝で30位。レンジャーズ傘下の有原航平が2勝で37位だ。

【一覧】野茂英雄氏が断トツ…日本投手のMLB通算勝利数ランキング

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