TJ手術からの復帰登板でいきなり152キロ 1軍待ち遠しい…2軍で躍動の選手たち

ロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】
ロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】

オリのドラ2野口は15日の中日戦で初本塁打など3安打をマークした

 4月12日から17日にかけて、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ6試合、ウエスタン・リーグ3試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から注目シーンをピックアップする。

 日本ハム・樋口龍之介内野手は4月12日の楽天戦で2つのファインプレーを披露した。7回にフェンス際の打球に追い付くと、9回にはファウルゾーンへの打球をスライディングキャッチした。同日は4試合連続打点となる4号ソロを放ち、攻守で躍動した。

 楽天・太田光捕手はファームで打撃好調の様子。14日の日本ハム戦では決勝打となる2点二塁打を放つなど、ここまで16試合に出場し、打率.308をマーク。昨季オフに左肩の手術を受けた影響で出遅れているものの、着実に結果を残し早期の1軍昇格を狙う。

 ロッテ・種市篤暉投手は13日の巨人戦で2番手としてマウンドに上がった。2020年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた23歳右腕にとって、同年8月1日以来620日ぶりの実戦登板。最速152キロをマークし、1イニングを3者凡退に抑えて完全復活に向けて好発進を切った。

 ウエスタン・リーグではオリックスのドラフト2位ルーキー・野口智哉内野手の勢いが止まらない。15日の中日戦で公式戦初本塁打となる2ランをマークつなど、3安打1本塁打2打点。17日の中日戦でも走者一掃の3点適時二塁打を放つ活躍を見せた。力強い打撃でアピールしている22歳の1軍デビューが待ち遠しい。

【映像】TJ手術からの復帰登板でロッテ・種市がいきなり152キロをマーク!

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