「本当の乱闘だ!」「ヒャーッ!」 両軍入り乱れたド迫力シーンにファン戦慄

ジャイアンツ傘下のジェイコブ・ヘイワード【写真:Getty Images】
ジャイアンツ傘下のジェイコブ・ヘイワード【写真:Getty Images】

2Aの試合で乱闘に、“張本人”のバッテリーと打者が退場になった

 16日(日本時間17日)に行われたマイナーリーグ2Aの試合で乱闘が発生。カブスのジェイソン・ヘイワード外野手の弟ジェイコブ・ヘイワードが退場処分を受けた。打席で背中側に投じられた1球に激高した。両軍選手がグラウンドに入り乱れての乱闘劇に、ファンは「野球で起きる間違ったこと」などと声を寄せている。

 ジャイアンツ傘下2Aリッチモンドに所属するジェイコブは「7番・DH」で出場し、2点リードの8回先頭で右打席に。ここでパイレーツ傘下2Aアルトゥーナのオリバー・ガルシア投手が初球にジェイコブの背中側を通る速球を投げた。この1球にジェイコブは激高。投手に歩み寄ろうとしたところでベンチから両軍選手が殺到。もみあいとなり乱闘へ発展した。

 ジェイコブが打席に入る前に相手捕手と言葉を交わしており、不穏な雰囲気の中で投じられた1球。この結果、相手バッテリーとジェイコブの3選手が退場処分を受けた。マイナーリーグ公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンは「ヒャーッ!」「うわぁ」「戦わせてあげなよ」「本当の乱闘だ!」「お互いにうんざりしていたのだろう」とコメントしている。この試合が両軍にとって6連戦の5戦目。何か伏線があったのかもしれない。26歳のジェイコブの兄は、2015年オフにカブスと8年総額1億8400万ドル(236億円)で契約したスター選手。鈴木誠也外野手にライトのポジションを譲り、センターに移ったことでも話題になった。

【実際の映像】打者の背中を通った1球で火が付いた 両軍選手によるド迫力乱闘劇

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