鈴木誠也、初の2番スタメン 指揮官が意図語る「最高の打者を上位に置いて…」

カブス・鈴木誠也【写真:AP】
カブス・鈴木誠也【写真:AP】

トラウト2番が「いいセールスポイントになった」

■カブス ー レイズ(日本時間20日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われるレイズ戦に「2番・右翼」で先発出場する。11試合目で初めて2番に座るが、デビッド・ロス監督は「上位打線が定位置になるのが理想的」と語った。

 試合前に取材に応じた指揮官は、上位打線を組むときの哲学について聞かれると「最高の打者を上位に置いて多くの打席を与えたい。セイヤも上位打線に上がってきたが、そこが定位置になるのが理想的だ。広角に打てるし、出塁もできる。彼はここまで4~6番で大きな活躍をしてきた。少し上位に上げてどうなるか見てみたい」と意図を語った。

 鈴木はここまで開幕から10試合に出場して打率.429、4本塁打11打点、OPS.1.493の好成績を誇っている。長期的に見て理想の打順については「2番が私の好みだ。球界を見渡してみても、エリートな打者が務めることが多い。特にスピードがあり、出塁能力があるなど均整の取れた選手はね」という。

 さらに「マイク・トラウトもそうだ。トラウトも2番を打っているというのは(鈴木に2番を伝えるときに)いいセールスポイントになった(笑)」。入団会見で鈴木が背番号「27」を付けることについて「トラウト、アイ・ラブ・ユ―」と話したことを引き合いに出して笑った。

(Full-Count編集部)

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