ソフトバンクの攻撃に見える確かな“変化” 藤本監督も手応えを感じる昨季との違い

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

11勝のうち3点差以内の接戦での勝利が8試合にもなる

 開幕から破竹の9連勝を飾り、18日現在で11勝5敗1分の2位につけているソフトバンク。安定した投手陣がチームを支え、接戦をモノにする展開で、白星を積み重ねている。

 今季ここまで11個の白星の内訳を見ると、4点差以上の大差をつけた試合はわずか3試合しかない。3点差が3試合、2点差が2試合、そして1点差が3試合と3点差以内の勝利が8試合にのぼる。一時は30イニング連続無得点となるなど、打線が点を奪うことができず、投手陣に負荷がかかる接戦が続いている。

 そんな接戦の中でも白星を拾えているのは投手陣の踏ん張りに他ならない。チーム防御率は2.58。先発陣は2.67、リリーフ陣も2.43と安定した数字を残す。昨季もチーム防御率はリーグトップで、投手陣の質の高さは今季も健在と言えるだろう。

昨季はリーグ4位だった四球数がここまでリーグ最多

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