打者も絶望の表情「これリアルなの？」　“体に巻きつく”衝撃魔球が「馬鹿げている」

ヤンキースの25歳有望株ディアスが投じた一球が「魔術かな」

　ヤンキースの25歳有望株ウェリントン・ディアス投手が放った衝撃の“超魔球”に、MLB公式サイトが注目している。19日（日本時間20日）にマイナーリーグで飛び出した一球は、打者の体に巻きつくような異次元の軌道。ファンからは「これリアルなの？」「物理の法則を破ったこの男を逮捕しろ」との声が上がっている。

　MLB公式は「2022年で最もエグいピッチかもしれない」と衝撃を持って紹介。2017年にヤンキースと契約したドミニカ共和国のディアスは、メッツ傘下1Aブルックリンとの一戦で7回から登板。左打者の後ろ足を襲うようなスライダーを投じた。空振った打者も思わずミットを見て、驚きと絶望の表情を浮かべた。ディアスは2回をパーフェクトに抑える快投だった。

　まだ3Aでのプレーもない右腕だが、信じられない変化を見せる球に、記事でも「メジャーリーグへの準備が出来ているようだ」と称賛。米メディア「YESネットワーク」などでマイナーリーグをカバーしているスポーツブロードキャスター、エリ・フィッシュマン氏が映像で紹介すると、ファンは「馬鹿げている」「こんなボール、誰が許可した」「魔術かな」などとコメントを寄せていた。