「目先の事しか考えられない時期が…」 昨季新人王左腕が陥った“苦悩”からの脱却

開幕から3戦連続で勝てず悩んだ時期もあったが「ここ最近、最少失点という考え方できている」

 開幕からなかなか勝てず悩んだ時期もあったが「目先の事しか考えられない時期がたくさんあった。ここ最近、最少失点という考え方ができている。できたら本当は0点がいいが、取られた後にどう立ち直るかを課題としてやっていた。結果に出てよかった」と、気持ちの面でも切り替えることができたという。

 初白星を手にし自身の“開幕”を迎えた左腕は「結果は違いますが、先週のピッチングもある程度自分が思うような球が増えてきた。今日も自分が思っている球がなかったわけじゃない。段々よくなってきている。自信をつけて投げられるようになれれば」と手応えを感じている様子だ。

 完全試合男・佐々木朗からも刺激を受けた左腕は「2つの理想がある。まさにやられたような試合。あと、昨日(日本ハムの)加藤さんが球数少なく完投いけた。そこは理想」と、“究極の投球”を追い求めながらチームの勝利に貢献していく。

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