筒香嘉智、打率.195にも「感覚良くなってる」 今季初長打が決勝の2点適時二塁打

第3打席で適時二塁打を放ったパイレーツ・筒香嘉智【写真:ロイター】
第3打席で適時二塁打を放ったパイレーツ・筒香嘉智【写真:ロイター】

同じナ・リーグ中地区のカブスに加入した鈴木誠也と初対戦「本当に幸せ」

■パイレーツ 4ー3 カブス(日本時間22日・シカゴ)

 パイレーツの筒香嘉智内野手は21日(日本時間22日)、敵地でのカブス戦に「4番・一塁」でスタメン出場し、決勝打を放った。1点を追う5回2死満塁で迎えた第3打席で左翼線へ逆転の2点適時二塁打。チームは4-3で逆転勝ちし「あの打席はランナーを返すことだけでしたので、返すことに関しては良かったと思います」と振り返った。

 1点ビハインドで迎えた5回2死満塁のチャンス。カブス2番手ロバーツの投じた外角のボールを捉えた打球は左翼で弾んだ。3試合ぶりの安打は試合をひっくり返す逆転の一打になった。残る4打席が凡退し、この日は5打数1安打2打点。「他の打席でランナーを返すことができていたら、もっと楽な試合になったかな」と反省も口にしていた。

 この日の適時二塁打が今季初の長打。今季は12試合に出場して41打数8安打、打率.195と低迷しているものの、筒香自身は「僕自身の中で感覚は日に日に良くなってきていますので、不安な要素はなく打席に入れている」と口にする。ここまでの状態は決して悪くないという。

 同じナ・リーグ中地区のカブスには鈴木誠也外野手が加入し、この日が初めての対戦だった。DeNA時代にも広島に在籍していた鈴木と対戦してきただけに「セ・リーグの時からよく顔を合わせていましたし、このアメリカの地で同じ地区で、何度も彼と同じフィールドでプレーできること本当に幸せだと思っています」と、同地区で戦えることへの喜びを口にしていた。

(Full-Count編集部)

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