ダルビッシュ、今季2勝目の権利 5回まで1安打7奪三振無失点の好投
初回、2回と制球に苦しんだものの、3回から立て直す
■パドレス ー ドジャース(日本時間24日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が今季2勝目の権利を手にした。23日(日本時間24日)に行われた本拠地でのドジャース戦に先発。5回まで強力なドジャース打線を1安打無失点に封じて、勝ち投手の権利を掴んだ。
立ち上がりは不安定だった。初回1死からフリーマンに四球を与えるも、ターナー、マンシーと連続三振に。2回にはスミスに右前安打を許すと、テイラー、ラックスに連続四球を与えて満塁のピンチを招いた。それでもベッツを空振り三振に仕留めて窮地を脱した。
2回まで3つの四球を与えて制球に苦しんでいたが、3回からは立て直した。フリーマン、ターナー、マンシーの中軸を3者凡退に抑えると、4回も連続三振を奪うなど2イニング続けて3者凡退に。5回も3イニング連続で3人で抑え、ドジャースに得点を許さず。5回までわずか1安打に抑え、7個の三振を奪った。パドレスは2点をリードしており、ダルビッシュに勝利投手の権利が発生した。
ダルビッシュはこの日が今季4試合目の先発。12日(同13日)のジャイアンツ戦では2回途中9失点と炎上したものの、17日(同18日)のブレーブス戦では7回途中4安打1失点と好投して今季初勝利をマークしていた。