新庄剛志監督の「予言的中」再び 左右両打席弾放った助っ人の“爆発”感じた理由

左右両打席弾を記録した助っ人がびっくり「トイレで水が…」

 左右両打席本塁打は、過去にセ・リーグで4人、パ・リーグで15人が達成している。日本ハムでは87年の白井一幸、99年のフランクリン、通算9度記録しているセギノール、19年の杉谷拳士に続く快挙だ。

 18年4月10日以来負けなしと日本ハム打線をカモにしている東浜を攻略した新助っ人は「自分の中で得意とか不得意とかの感覚はなくて、自分の良いスイングをしていくというイメージで立っている。ただ、彼の一番自信のある球は真っすぐだと思うので、それにしっかり対応して、低めに来る変化球をなるべく見られるようにしている」とうなずいた。

 ドミニカ共和国出身の30歳は「自分はいろいろ対応できる方なので、そんなに難しいことはない」と初めての日本の生活にも順応している。唯一驚いたのはウォシュレット。「トイレでお尻から水が出るのはすごくびっくりした。でも、きれいな気持ちでトイレから出て来ることができる」と気に入った。

 左手親指の状態も問題はない。「多少違和感がある程度。腫れも引いているし、バッティングしてみてそこまで痛みはないので、今後影響が出るようなことはない」と言い切った。今季5本塁打は西武・山川に並びリーグトップ。打率も.274まで上がり、エンジン全開は近そうだ。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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