佐々木朗希の攻略はドーム球場にあり? 名コーチ分析「マリンは参考外と思っていい」

「完全試合をやられたのは事実だが、マリンは特殊な球場なので参考外と思っていい」

 1995年4月21日のロッテ戦では野田浩司氏が日本記録となる19奪三振をマーク。この時に野田氏とバッテリーを組んでいたのが中嶋監督だった。新井氏も当時オリックスの打撃コーチを務めており、ベンチから目の当たりにした奪三振ショーを「強風もあって直球はスピンが効く、フォークもより落差が増していた。ここは特別な球場だと感じていたが、中嶋監督もそれは分かっていたと思う」と語る。

 この日は“マリンの風”とは違って、風の吹かないドーム球場。「完全試合をやられたのは事実だが、マリンは特殊な球場なので参考外と思っていい。前回のことは極端に言えば忘れてしまってもいいのでないでしょうか。京セラドームは切り替えることができる球場だったのも大きかったかもしれない」。“千葉の朗希”とは違う印象を持って対戦できたことが大きいと見ている。

 試合には敗れたものの、5回には吉田正が左中間へ適時二塁打を放つなど、佐々木朗から2点を奪った。「しっかりとタイムリーで点を取ったことは今後に繋がる。相手の印象も変わってくる」と新井氏。難攻不落だった剛腕攻略の糸口は徐々に見えてきたかもしれない。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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