綻び出た「サインミス」…新庄監督は配置転換も示唆、ドラ8北山に求められる奮起

日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

無死一、二塁から北山が無人の一塁へけん制球

■オリックス 3ー2 日本ハム(26日・東京ドーム)

 日本ハムは26日、東京ドームで行われたオリックス戦に逆転負け。9回から2番手でマウンドに上がった北山亘基投手が2イニング目となった延長10回につかまり、新人ながら飛躍を続ける右腕がプロ初黒星を喫した。

 9回をわずか10球で三者凡退。北山は延長10回もマウンドに上がった。しかし先頭の伏見に四球を与えると、続く代打バレラは左前打。無死一、二塁から、打席の福田はバントの構えを見せて初球をファウルした。

 そして北山は、一塁手・清宮がチャージしていたため無人となった一塁へけん制球を投じた。ボールはファウルゾーンを転々とし、二、三塁と傷口を広げたところで堀に交代が告げられた。結局満塁から吉田正に決勝打を浴びた。

 試合後、新庄監督が振り返る。「サインミス? いやいやその辺は……アップアップしてミスになったのではと。サインミスしかないでしょ」。さらにミスをしたのが北山かを聞かれると「そうだと思いますけど、ちょっと分からない」と言った。

北山は24日ソフトバンク戦でも1回2失点

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