捕手も仰天「よく捕れたな…」 人類最速右腕の“間違い魔球”が「更にいい球に見える」

メッツ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:ロイター】
メッツ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:ロイター】

カージナルスのジョーダン・ヒックスが放った魔球が「なんてこった」

■カージナルス ー メッツ(日本時間27日・セントルイス)

 カージナルスのジョーダン・ヒックス投手が放った“よもやの一球”に注目が集まっている。26日(日本時間27日)に本拠地で行われたメッツ戦。最速169.1キロを誇る“人類最速右腕”がサインミスと思われる場面で投じた魔球に、捕手もビックリ。ただ、見事に捕球しており、ファンからは「キャッチャーよく捕れたな……」「そのえぐい球をどうやって打つんだ」と驚きの声が上がった。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ヒックスの86マイル(約138.4キロ)の漫画スライダー」と取り上げた一球。右打者の内角からストライクゾーンにえぐり込む変化球はその切れ味もさることながら、捕手のキズナーはビクッと反応。ヒックスの直球の最速と比較すると約30キロも球速差があるが、何事もなかったようにキャッチ。見逃しストライクを奪った。

 この日は2回を投げて2安打2失点だったが、ファンは“究曲”の一球とともにキズナーの対応にも注目。「いいスライダーだけど、サインミスだから更にいい球に見える」「なんてこった」「正直なところ、捕手が意図せずにすごくいい球に見せているのだと思っている」などとコメントを並べた。

【実際の映像】捕手もビックリ「よく捕れたな…」 “人類最速右腕”ヒックスの魔球は「どうやって打つんだ」

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