ブチ切れ大乱闘起こした主砲は2試合の出場停止 ベンチ一掃の大混乱で処分決定

カージナルスのノーラン・アレナド【写真:ロイター】
カージナルスのノーラン・アレナド【写真:ロイター】

顔面近くに151キロを投げられた主砲アレナドがブチ切れて乱闘に発展

 27日(日本時間28日)のカージナルス対メッツで起きた大乱闘で、大リーグ機構(MLB)は28日(同29日)、処分を発表した。顔面付近にボールを投げられ、ブチ切れて発端となったカージナルスの主砲ノーラン・アレナドは2試合の出場停止。乱闘直前にメッツ側に死球を与えていたヘネシス・カブレラ投手が1試合の出場停止となった。ともに罰金も科され、処分はこの日から適用。米スポーツ局「ESPN」が伝えている。

“報復”が招いた大乱闘劇でもあった。カブレラは8回表にメッツのJD・デービスに死球。メッツにとってはメジャー最多の19個目だった。前日の試合でもメッツは3死球を受けていた。一方のカージナルスもこの2日間で計3死球を食ったことが、伏線になっていた。直後の8回裏、94マイル(約151キロ)の速球がアレナドの顔面近くを通過。その一球に激昂したことが「事件の引き金となった」と同局は伝えた。

 一方で、アレナドにビーンボールを投げたメッツのヨアン・ロペスも罰金を科されたという。さらに、カージナルスのジャック・フラハティとメッツのタイワン・ウォーカー両投手は、負傷者リスト(IL)に入っていながら乱闘に参加したことで罰金となった。

(Full-Count編集部)

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