ダルビッシュ、メジャー日本人単独2位の投球回に到達 2勝目の権利得て6回3失点降板

パイレーツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
パイレーツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

黒田博樹の「1319回」抜く、日本人歴代1位の投球回は野茂英雄の「1976回1/3」

■パイレーツ ー パドレス(日本時間30日・ピッツバーグ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に今季5度目の先発。6回に2死を奪った時点で、日本選手では黒田博樹氏の1319回を抜いて歴代単独2位となった。2012年の米挑戦から11年目で節目に到達。日本人歴代1位は、野茂英雄氏の「1976回1/3」。

 初回1死から四球と単打で一、三塁を招くと、ボーゲルバックの投手強襲の当たりをグラブで弾いて適時内野安打で失点。続けて右前適時打も浴び、2点目を失った。その後は走者を背負いながらも粘りの投球を見せたが、5回1死二塁からライナーが直撃。直後に右前適時打を浴びて3失点目を喫した。6回もマウンドに上がり、先頭を中飛に仕留めて黒田氏に並ぶと、続く打者は空振り三振で単独2位となった。8安打5奪三振3失点で、今季2勝目の権利を得て6回で降板した。

 前回23日(同24日)のドジャース戦では初回に満塁のピンチを作りながらも、終わってみれば6回1安打7奪三振3死球で無失点の快投。投球回は通算1313回2/3になっていた。2勝目はならなかったものの「ああいうところから戻ってこれているのは自分としても大きい」と手応えを示していた。

【動画】打者も腰砕けに…完全にタイミングを崩したダルビッシュのカーブ

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