メッツが球団史上初の“継投ノーノー”達成 計6四球も5投手でリレー、元中日左腕も貢献

継投でのノーヒットノーランを達成し、歓喜の輪を作るメッツナイン【写真:Getty Images】
継投でのノーヒットノーランを達成し、歓喜の輪を作るメッツナイン【写真:Getty Images】

計6四球を出しながらも達成、グラウンドには歓喜の輪…ノーノーは今季メジャー初

■メッツ 3ー0 フィリーズ(日本時間30日・ニューヨーク)

 メッツは29日(日本時間30日)、本拠地でのフィリーズ戦で、球団史上初となる継投でのノーヒットノーランを達成した。無安打無得点自体は、2012年6月1日(同2日)にヨハン・サンタナがカージナルス戦で達成して以来、10年ぶり球団2度目の快挙となった。試合は3-0だった。

 この日は、今季すでに3勝を挙げている先発右腕のタイラー・メギルが5回まで3四球を与えながらも無安打で無失点。6回からは2番手のドリュー・スミスが1回1/3を1四球で無失点。7回1死からは元中日のジョエリー・ロドリゲスが四球を出しながら併殺打でしのいだ。イニングをまたいで8回1死から四球を出したところでセス・ルーゴに継投。後続を打ち取った。

 9回はエドウィン・ディアスが3者連続三振で締め、計5投手のリレーで6四球を出しながらも快挙にたどり着いた。本拠地のファンは総立ち。グラウンド上には歓喜の輪ができ、チーム全員で快挙を祝った。

 打線は5回にジェフ・マクニールの2点適時打で先制。6回には主砲のピート・アロンソが4号ソロを放って突き放した。継投での無安打試合はメジャー史上17度目。直近では、2021年9月にブルワーズが達成していた。

【実際の映像】スタンドは総立ち…メッツが継投ノーノー達成でグラウンドに歓喜の輪

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