“戦力外”から這い上がった選手たち…西川遥輝が躍動、虎左腕も防御率0.00の存在感

楽天・西川遥輝(左)と阪神・渡邉雄大【写真:荒川祐史】
楽天・西川遥輝(左)と阪神・渡邉雄大【写真:荒川祐史】

西川は全24試合で1番に座り、首位を走るチームの原動力になっている

 楽天の西川遥輝外野手が新天地で躍動している。開幕から全24試合でリードオフマンを務めて打率.337、5本塁打22打点7盗塁、リーグトップタイの23四球を選んで出塁率トップの.477、OPS1.082も同1位と首位を走るチームの原動力となっている。

 昨季は130試合の出場でキャリアワーストの打率.233。オフに“ノンテンダー”で自由契約となったが、移籍した楽天で復活を強く印象付けている。西川と同じく“ノンテンダー”でDeNAに移籍した大田泰示外野手も15試合に出場して打率.255、2本塁打7打点と存在感を放つ。

 ほかにも戦力外から這い上がり、1軍の舞台で奮闘している選手がいる。ソフトバンクから移籍した阪神・渡邉雄大投手は4月30日の巨人戦でプロ初勝利。今季10試合に登板していまだ防御率0.00を誇る。広島から四国ILを経てNPBに返り咲いたソフトバンク・藤井は11試合に登板して防御率0.75とこちらも好投を続けている。

 巨人から加入した日本ハム・古川侑利投手は10試合に登板。楽天からDeNAに10年ぶりに復帰した藤田一也内野手は10試合に出場して打率.286とベテランとしてチームを支えている。一度は地獄を味わいながらも這い上がった男たちの、今後の働きにも注目だ。

(Full-Count編集部)

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