大谷翔平のグリーンモンスター越えは? 出場可否に敵地も興味「見られるのか?」

昨年のレッドソックス戦で11号弾を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
昨年のレッドソックス戦で11号弾を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

4日からボストンで3連戦、昨年はグリーンモンスター越えなど3戦2発

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたホワイトソックス戦の8回に代打で出場し、二ゴロに倒れた。前日に右股関節の張りで途中交代した二刀流右腕は当面、どんな形で出場するのか。3日(同4日)からエンゼルスと本拠地での3連戦に臨むレッドソックスの地元紙も「プレーを見るチャンスがあるだろうか」と興味津々の様子だ。

「ボストン・グローブ」のスポーツ部門公式ツイッターは「ショウヘイ・オオタニはエンゼルスの先発投手として火曜日(3日=同4日)の午後にフェンウェイ・パークのマウンドに上がることはなさそうだ。レッドソックスファンはこの連戦で彼のプレーを見るチャンスがあるだろうか?」と呟いた。当初は3日(同4日)の試合での先発登板が見込まれていた大谷。2日(同3日)の試合前にキャッチボールも行ったが、ジョー・マドン監督は登板可否について明言していない。

 同紙は大谷について「ショウヘイ・オオタニは火曜日のフェンウェイパークでの試合に登板しないが、プレーはできる」と報じた。記事は「(心配は)今のところ大きくない。彼と話したが問題なさそうだった。だから様子を見てみようと思う。私はいつでも楽観的な人間だ」とするマドン監督のコメントを紹介。3日(同4日)の試合はノア・シンダーガード投手が先発予定で、「エンゼルスはオオタニが4日(同5日)か5日(同6日)に投げられることを望んでいる」と伝えている。

 記事は更に、大谷に関するレッドソックス選手のコメントを紹介。トレバー・ストーリー内野手は「彼がやっているのは多くの人がやっていないこと。本当に凄い」と称え、ボビー・ダルベック内野手は「明らかに才能がある。(投打)両方をフルシーズン通してやってしまう取り組みの献身さは本当に素晴らしいよ」と敬意を表している。

 大谷はフェンウェイ・パークでの登板はないが、レッドソックス戦に過去2度先発。昨年7月6日(同7日)に本拠地で行われた試合では7回2失点で勝利投手になっている。打者としてフェンウェイ・パークでは昨年5月14日(同15日)にグリーンモンスターを越える11号、16日(同17日)には9回に起死回生の逆転12号2ランを放っている。今年は打者としてどんな形で出場するのか、そして登板はあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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