「流れが悪くなった」DeNA三浦監督が苦言…1試合3失策の“元凶”となったのは?

中日戦に先発したDeNAのフェルナンド・ロメロ【写真:宮脇広久】
中日戦に先発したDeNAのフェルナンド・ロメロ【写真:宮脇広久】

「勝負してヒットを打たれたのなら、展開は違っていたかも」

■中日 7ー3 DeNA(3日・横浜)

 DeNAは3日、本拠地・横浜スタジアムで行われた中日戦で、1試合3失策が響いて3-7と完敗。今季初の4連敗を喫し、借金も今季最多の「6」に膨らんだ。リーグ5位に低迷し、最下位・阪神にも2.5ゲーム差に迫られている。三浦大輔監督は「ミスが多すぎた。基本からもう1回やっていかないといけない」と唇を噛んだ。

 爽やかな晴天の下、ゴールデンウィーク最中のハマスタには3月25日の開幕戦(3万2436人)に次ぐ今季2番目の3万1614人の観客が足を運んだが、その熱気に応えることができない。3失策のうち2つは投手によるものだった。

 まずは味方打線が2点を先取した直後の3回、先発のフェルナンド・ロメロ投手は先頭の鵜飼に四球を与え、続く岡林にも左前打を浴び無死一、二塁のピンチ。ここで石川昂は投前に送りバントしたが、ロメロが三塁へ悪送球。あっさりと1点を献上してしまう。さらにビシエドの適時打、高橋周の犠飛と続き、逆転を許した。

「せっかくいい形で先制した次の回に四球から始まったことで、流れが悪くなった。ストライクゾーンの中で勝負してヒットを打たれたのなら、展開はまた違っていたかもしれない。四球絡みの失点だけに、課題が克服されていないと感じます」と三浦監督は苦言を呈した。

ロメロは今季2勝3敗、防御率5.60と振るわず

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