大谷翔平、5戦ノーアーチも2四球で連敗ストップ貢献 14時間後に投打同時出場へ

二ゴロに倒れるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
二ゴロに倒れるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

まだ全力疾走には不安か…ここ5試合で15の1、澤村は1/3回で2安打2失点

■エンゼルス 10ー5 Rソックス(日本時間5日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地のレッドソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、3打数無安打で2試合ぶりの無安打に終わった。打率.230。それでも終盤に2四球を選んで、延長戦勝利に貢献した。連敗を2で止めた。レッドソックスの澤村拓一投手は延長10回途中から7番手として救援して1/3回を2安打2失点。防御率4.15。

 大谷のバットが湿っている。先発右腕・ウィットロックと対戦した初回2死は空振り三振に倒れ、4回2死は二ゴロ。7回先頭は左腕・デービスに左飛に打ち取られ、元同僚・ロブレスと対戦した9回1死一塁、右腕・バーンズと対した延長10回2死一塁と2打席連続で四球を選んだ。5戦ノーアーチで、ここ5試合は15打数1安打と当たりが止まっている。

 心配な場面もあった。1点を追う9回2死一、二塁。ウォルシュがフルカウントから右前打を放った。一塁走者の大谷は本来なら三塁まで進む場面だったが、二塁でストップした。まだ全快とはいかないようだ。

 5日(同6日)のレッドソックス戦では投打同時出場する予定だ。元祖二刀流ベーブ・ルースが活躍したフェンウェイパークではキャリア初登板となる。連敗ストッパーとして期待される。

(Full-Count編集部)

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