審判が“投手の手モミモミ”→退場処分 狂乱の抜き打ち検査が「あまりにも酷い」

退場処分に怒り、監督らに抑えられるダイヤモンドバックスのマディソン・バムガーナー【写真:AP】
退場処分に怒り、監督らに抑えられるダイヤモンドバックスのマディソン・バムガーナー【写真:AP】

相手先発への検査は一瞬なのに…執拗なモミモミは何のため?

■Dバックス 8ー7 マーリンズ(日本時間5日・マイアミ)

 投手が粘着物質を使用していないかを確認する“抜き打ち検査”の不公平さが、思わぬ注目を浴びている。4日(日本時間5日)に行われたダイヤモンドバックス-マーリンズ戦。イニング間に、審判から執拗に手をモミモミされたダイヤモンドバックスのバムガーナーが暴言を吐いたとして退場処分に。ただ、審判団の理不尽さには、ファンから「これはあまりにも酷い」との声も上がった。

 MLB公式サイトによると、初回の投球を終えたバムガーナーはダン・ベリーノ一塁塁審から検査を受けた。ただ、審判の視線は手には向かっていないようだった。手をしつこく揉み込まれたバムガーナーが言葉を発すると、退場処分に。試合後、ロブロ監督は「バムガーナーが少し不快感を覚えたようだ」と語った。さらに、初回の投球で判定に不満を感じてもいたようだと記事では推察した。

 ただの“念入りな検査”なら問題ないが、この退場劇によって不公平さも明るみに。「バリースポーツ・アリゾナ」では、「手のチェックの違いが凄すぎる」と両先発への検査の違いをツイッターで紹介。マーリンズ先発のヘルナンデスには軽く手を触った程度だった。これにはファンも「これはいったい何なんだ」「あまりにも馬鹿げている」と非難していた。

【実際の映像】不公平すぎる“抜き打ち検査”が「あまりにも酷い」 理不尽な審判団の退場宣告に投手はブチ切れ

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