大谷翔平が10年390億円で再契約? エ軍快進撃にチーム愛…米国の番記者が読むMVP男の未来

MLB公式サイトのエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者【写真:小谷真弥】
MLB公式サイトのエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者【写真:小谷真弥】

エンゼルスは地区首位を快走中「契約延長に影響を与える可能性はある」

 昨季は9勝&46本塁打と投打で成績を伸ばし、日本人初の満票MVPを受賞した。今季は2年連続MVPの期待がかかっている。ボリンジャー記者は、これから驚異的な巻き返しを見せると予想している。

「ショウヘイの姿を見たり、取材で話をする時も、プレッシャーのようなものはあまり見受けられません。今年もMVPを取る可能性があると私は思っています。まだシーズンは始まったばかり。昨年を思い出してください。本当に勢いに乗ったのは6月のことでした。投手としても、後半戦の方が断然いい投球をしていました。再びMVPを取るための時間は残っている」

 昨季はトラウト、レンドンが故障に悩まされ、3選手が同時に出場したのはわずか17試合。だが、今年は違う。チームは開幕から白星を重ねてア・リーグ西地区首位を快走中。ボリンジャー記者は大谷のエンゼルスとの再契約の可能性が膨らんでいると見ている。

「契約延長に影響を与える可能性はあると思っています。勝利こそが最も大事なことだと語っていたからです。今はチームがいいスタートを切っています。まぐれのようには思えません。ショウヘイが入団してから、おそらく1番のエンゼルスだと思います。もし今の状態を続けてプレーオフに進出すれば、ショウヘイが将来もエンゼルスでプレーする可能性がより高くなるかもしれません。(再契約が)現実となる可能性は十分にあると思います。もしかしたら、次のオフシーズン中にはあり得る話かもしれません」

大谷から感じるエンゼルス愛「同僚と意気投合している」

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