本塁打が「ファンの妨害で覆された」 フェンス際での行為に非難殺到「つまみ出せ」

二塁打を放ったフィリーズのニック・カステヤノス【写真:ロイター】
二塁打を放ったフィリーズのニック・カステヤノス【写真:ロイター】

右翼フェンス際の打球にファンが触れ、本塁打判定が二塁打に変更された

■レンジャーズ 2ー1 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)

 フェンス際に上がった大飛球。一度はホームランと判定されたが、身を乗り出した外野席の男性ファンがボールに触れていたため二塁打に変更されてしまった。この男性ファンに対して「勘弁してくれ」「ルールを理解してくれよ」と批判の声が上がっている。

 フィリーズのニック・カステヤノス外野手は4日(日本時間5日)に本拠地で行われたレンジャーズ戦の6回2死一塁の場面で、ライトへ大飛球を放った。打球は客席もしくはフェンス最上部の手すり部分に当たってグラウンド内に戻ってきたが、判定はホームラン。カステヤノスは悠々とダイヤモンドを一周した。しかし、リプレー検証の結果、客席にいたファンが身を乗り出し、手すり部分を越えて両手を差し出してボールに触れていたことが判明。判定は二塁打に変更された。

 米紙「ダラス・モーニングニュース」は「ファンの妨害が認められ、二塁打に変更された。打球が手すりを越えていたかは明らかではないが、(少なくとも)フェンス上部に当たって跳ね返っていただろうから、二塁打以上になっていたのではないか」と伝えた他、「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が公式ツイッターに「ニック・カステヤノスのホームランはファンの妨害で覆された」と記して動画を投稿。「そのファンをつまみ出せ」「フェンスを越えて手を出しちゃだめだ。特に自分のチームが打っているときは」「これが10月だった場合は想像してごらんよ」といったコメントが寄せられた。

【実際の動画】「HRがファンの妨害で覆された」二塁打に変更された右翼フェンス際の打球

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