中日・大野雄大が完全投球のまま10回のマウンドへ 延長で完全試合なら史上初

中日・大野雄大【写真:福谷佑介】
中日・大野雄大【写真:福谷佑介】

完全試合達成なら今年4月10日の佐々木朗希以来

■中日 ー 阪神(6日・バンテリンドーム)

 中日の大野雄大投手は6日、バンテリンドームで行われた阪神戦で9回を投げ、走者を1人も許さない完全投球を続けている。9回を終わり、スコアは両軍無得点。完全試合を達成すれば今年4月10日のオリックス戦で達成した佐々木朗希投手(ロッテ)以来、プロ野球史上17人目。延長での達成なら史上初となる。

 大野雄は初回、近本を見逃し三振、中野を二ゴロ、佐藤輝を遊ゴロに打ち取り波に乗った。2回は大山を空振り三振、ロハス・ジュニアを左飛、山本を空振り三振と中心打線を寄せ付けない。その後も阪神打線を丁寧に打ち取っていった。8回2死から山本が一塁線に鋭いライナーを放ったもののビシエドがガッチリ捕球しアウトを重ねた。

 ただ、打線も中日先発の青柳を打ち崩せず、8回までわずか2安打。8回には2死一、三塁の好機に大野雄自身が打席に立ったものの、中飛に倒れた。

 9回を終わったところで、大野雄の投球数は108球。ベンチでは立浪監督と言葉を交わす姿もあった。

(Full-Count編集部)

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