驚異の“45cm水平移動” 防御率1位右腕の魔球は「地球外からの飛行物体では」

マーリンズのパブロ・ロペス【写真:ロイター】
マーリンズのパブロ・ロペス【写真:ロイター】

マーリンズのロペスはチェンジアップを駆使して防御率1.00

■マーリンズ 8ー0 パドレス(日本時間8日・サンディエゴ)

 マーリンズの26歳右腕パブロ・ロペス投手が開幕から安定した投球を続けている。7日(日本時間8日)に敵地で行われたパドレス戦で8回無失点と好投して4勝目、防御率はメジャートップの1.00をマークしている。右腕の武器は変化量の多いチェンジアップ。右打者の大きく曲がりながら沈む軌道に「ああ、これは打てない」など驚きの声があがっている。

 ベネズエラ出身のロペスは昨年までのメジャー4年間のキャリアで通算18勝(21敗)。目立った成績は残していなかったが、今年は開幕から好調だ。この日のパドレス戦では8回を5安打5奪三振無失点の好投でハーラートップタイの4勝目を挙げた。得意としているのがチェンジアップ。初回無死一塁でキム・ハソンを、2回2死一、二塁でCJ・エイブラムスをいずれも空振り三振に仕留めたチェンジアップは、MLB公式のデータサイト「Baseball Savant」によると、水平方向に18インチ(約45.7センチ)変化したという。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「パブロ・ロペス、うんざりするようなチェンジアップ」と記して動画を投稿。「チェンジアップは球界で最高の球だ」「球界で最も過小評価されている投手?」「パブロがまたえげつない球を披露している」「もしかして、地球外からの飛行物体なのでは!」とファンはコメントを寄せている。

【実際の動画】「これは打てない」 約45センチ“水平移動”する魔球に打者のバットは空を切る

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