場内どよめいた「良いフォームと顔」　快速球投じた華麗な投球が「きれい～」

歌手の岩橋玄樹さん、憧れの1軍試合で始球式…ファン「夢が叶ったね」

■ヤクルト 4ー3 巨人（8日・東京ドーム）

　東京ドームで8日に行われた巨人-ヤクルト戦で、アイドルグループ「King＆Prince」の元メンバーで歌手の岩橋玄樹さんが始球式を務めた。ワインドアップから豪快なフォームでノーバウンドの速球を披露。華麗な姿に、ファンからは「良いフォームと顔」「いい笑顔されてる」などと称賛の声が上がった。

　幼い頃から野球をプレーしていた巨人ファンの25歳は、「GENKI」の名前と背番号「2」のユニホームを身にまとい、真剣な面持ちでマウンドへ。スボンもクラシックスタイルで決めた“完全装備”で、大きく振りかぶって右腕を強く振り切った。ボールはわずかに右打者の外角に逸れたものの、105キロを計測した。

　岩橋さんにとっては、2018年8月に東京ドームで行われたイースタン・リーグ楽天戦以来の始球式。憧れていた1軍の試合で投げることでき、どよめいた場内からは大きな拍手が起きた。お手本のような投げ姿は印象的で、ファンも「フォームきれい～」「クラシックスタイル」と注目。病気で療養に専念する時期もありながら、復帰してたどり着いた大役に「夢が叶ったね」との声も寄せられていた。8日までのヤクルト3連戦は「ジャイアンツ・最強ガールズの集い supported by DAZN」銘打たれ、岩橋さんがアンバサダーを務めた。限定記念グッズなども販売され、盛り上げに一役買った。